スカーレス(医療アートメイク)とは、ストレッチマーク(肉割れ、妊娠線)、傷跡、白斑などを医療アートメイクの技術によって施術部位に色素を注入し色味を調整することで傷跡を目立たなくさせる施術です。 スカーレスは、施術部位の色調のムラを軽減し目立たなくすることを目的とした施術であり、ストレッチマーク(肉割れ、妊娠線)、傷跡、白斑などを完全に消したり、治す治療ではありません。
SCARLESSは施術部位の色調のムラを軽減し目立たなくする医療アートメイクです。施術の時間は部位や範囲にもよりますがわずか10分〜30分程度です。最新のAI技術で施術部位の色素を周りの皮膚の色味に馴染むよう調合するので、自然に傷を目立たなくすることができます。痛みが少ない施術なので基本的には麻酔なしで施術を行います。部位やお痛みが心配な方にはオプションで麻酔を行うこともできるので快適に治療をお受けいただけます。
皮膚が線状にわずかに陥没し、表面に細かなシワを呈した症状のことで正式名称は線状皮膚萎縮症と言います。表皮が萎縮し、真皮ではコラーゲン繊維が細くなり皮膚に平行に現れます。
女性は二次成長期や妊娠によってお腹、太もも、鼠蹊部、ヒップ、ふくらはぎ、デコルテ、腕などに見られることが多く、男性は脇や背中に発生することもあります。成人男性の場合11%、成人女性の場合35%、妊婦の場合43〜88%程度現れると言われています。
ストレッチマークの初期症状は皮膚に赤い線や帯状に現れ、よく見ると正常な皮膚よりも少し陥没しており、触るとデコボコしている場合があります。その後オレンジ色の線状になり、時間が経つにつれて徐々に白色に変化しシワを作りながら萎縮した皮膚に変化します。これを灰白色(striae alba)と言います。灰白色の場合は完全に肉割れを治療する方法はないとされています。
① 表皮は伸びるが真皮は伸びないため
断裂してしまう
② 真皮のコラーゲン繊維が裂けて肌表面
にひび割れが起こる。
ストレッチマークの治療は“医者泣かせ”と言われることがあるほど、これまでに完全な治療法は見つかっていません。
一般的な改善方法として、クリームやオイルの塗布、オイルマッサージ、レーザー治療、IPL、高周波治療などがあります。レーザー治療は赤やオレンジの線状である初期の肉割れにはある程度改善が見られる場合がありますが白色や灰白色の肉割れには効果が得られにくいと言われています。 レーザー治療をしても萎縮した皮膚は回復しません。
BIANCAのSCARLESS(傷跡修正)アートメイクで色味の改善を行う傷跡の種類は主に以下のものです。
※ケロイドや炎症が起こっている傷、発生から半年未満の傷には施術が行えません。
白斑とは色素をつくるメラニン細胞の破壊により病変部位が白く色落ちした様相を呈する皮膚疾患です。原因は明確ではありませんが遺伝的な要因が関連しているのではないかと推測されていて、神経細胞が化学物質を分泌し、細胞が自ら破壊するという自己破壊説などが発病の原因だと考えられています。
その他、ストレス、外傷、日焼けなどが補助的に作用することもあります。
白斑症の場合、施術の刺激によって追加拡散範囲が生じる場合があります。そのため事前のカウンセリングにて施術の可否を判断させていただきます。
皮膚のトーンは、①ウォームトーン、②クールトーン、③ニュートラルトーンに分類され、皮膚を構成するそれら3要素それぞれの含有量によって明るさ、暗さ、冷たさ、暖かさの発色の違いとなります。メラニンが少ないほどクールトーンに近く、多いほどウォームトーンを表現します。
施術部位に注入する色素の選定は最新のSkin Tone Detector(専用デバイス)と専用アプリのAI技術を用いて人間の視覚で判断できない微妙な色調調整を行います。
自身の肌色に一番近い色を選定することで施術部位の色調のムラを軽減し目立たなくしていきます
ストレッチマーク(リタッチ1回込) 胸/腹部/ヒップ/太もも/ふくらはぎ | 217,800円 |
傷跡修正(リタッチ1回込) | 217,800円〜 |
その他 | 応相談 |
3回目以降(初回施術より半年以内) | 初回料金の半額 |