イタリア製のECM製剤で人気のあるスネコスが、新たにセルライト治療シリーズを発表しました。従来のセルライト治療は、通常、脂肪吸引によって脂肪と一緒にセルライトを取り除く方法や、脂肪細胞を破壊して体外に排出させる方法が一般的でした。しかし、スネコスセルは新しいアプローチであり、脂肪細胞を破壊するのではなく、セルライトの原因となる異常を引き起こした脂肪細胞と線維性隔膜を正常化させる施術です。
低分子ヒアルロン酸と6種類のアミノ酸を注射することで、セルライトが悪化しやすい不良循環(炎症、老化、アシドーシス)を解消し、セルライトが自然に治りやすい状態へと導きます。太もも、おしり、お腹など、硬かったセルライトを柔らかく、健康的な組織に変えることを目指しています。施術は2〜3週間ごとに、まずは3回をお勧めしています。
セルライトは、通常の脂肪層とは異なり、脂肪細胞が膨張し、脂肪層内の線維性結合組織が発達・硬化することで形成されます。これにより、セルライト部位では血流が乏しく、低酸素状態が長期化・慢性化すると考えられています。この低酸素状態が持続すると、脂肪細胞周囲で慢性的な炎症が発生し、酸性化(アシドーシス)が進行しその結果、脂肪細胞は本来の機能を喪失しはじめます。
脂肪細胞は脂肪を蓄積するだけでなく、正常な脂肪層を維持するために様々なホルモン(サイトカイン)を分泌します。しかし、この分泌機能が損なわれると、血管新生や血管拡張に関与するサイトカインの働きが弱まり、低酸素状態、アシドーシス、炎症による線維化などの悪循環が生じます。
従って、セルライト部位の脂肪細胞は周囲の環境が悪化し、本来の機能を果たせない状態にあると言えます。これに対し、従来のアプローチとは異なり、新しい治療法では苦しむ脂肪細胞を「助ける」という発想から、セルライト治療製剤スネコスセル(suneKOS cell)が開発されました。
太もものセルライトのボコつきが気になる
脂肪吸引をせずにセルライトを改善したい
1回 | 3回 | |
スネコスセル | 60,500円 | 163,350円 |
別途カニューレ代 | 2,420円 |